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ステキな本を見つけました!「太神楽:寄席とともに歩む日本の芸能の原点」鏡味仙三郎 著/原書房 2,640円

ステキな本を見つけました。

落語や寄席の本は数々あれど、太神楽の本はとっても少ないのですが、こんなステキな本を見つけました。出版は去年…もう一年近くたってしまってます。情報感度が悪くてすみません。

いまからでも遅くはありません。

我らが(?)鏡味味千代さんのエピソードも紹介されています。

著者 鏡味 仙三郎
出版年月日 2019/12/21
ISBN 9784562057191
判型・ページ数 A5・210ページ
定価 本体2,400円+税

最古の芸能「太神楽」の世界を、その歴史と盛衰、自身の交遊録から寄席での楽しみ方まで縦横に紹介。また声優の田中真弓さん、太神楽界最長老の鏡味健二郎さんとの特別対談や、技芸の写真も多数収録した誰でも楽しめる一冊!

 

私は太神楽をするために生を受けたのだと思っています。
母親とは早くに死に別れ、その後、祖父に育てられる中で太神楽と運命の出会いをしましたが、今では太神楽師になって本当によかったと思っています。
太神楽はさまざまな芸能が長い年月の間に折り重なって成立した総合芸術で、曲芸を最初の入口として、獅子舞、茶番、鳴物などさまざまな演目があり、十五年間修業してやっと一人前と言われるほど難しい芸です。日本の芸能の原点だと、私は思っています。
この世界に入って、さまざまな人との出会いと別れを体験しました。楽しい時、苦しい時、どんな時にも自分には太神楽がありました。
私の芸でお客様に喜んでいただける間は、高座に立ち続けます。
まだまだやりますよ!
(あとがきより)

 

目次

第一章 太神楽「紙上高座」
第二章 太神楽の歴史
第三章 仙三郎一代記 修業時代
第四章 仙三郎一代記 社中結成以降
第五章 太神楽とジャグリング 【特別対談】田中真弓×鏡味仙三郎
第六章 思い出に残る寄席の名人たち
第七章 太神楽の代表的な技芸
第八章 【対談】江戸太神楽今昔 鏡味健二郎×鏡味仙三郎

太神楽 - 原書房
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